フェスみたいに、すごい人数を巻き込んで、月20コンテンツを発信する。
現在のところ、11ブランドのコンテンツ運用を僕たちが統括し、ブランドによっては構築/運用だけでなくデザインもtambourineが担当しています。
11のブランドにそれぞれ、ブランド担当者の方、デジタルマーケティング担当の方、デサントさんの社外パートナーであるWeb制作会社や代理店など、平均5つくらいの部署や企業が紐付いています。フェスの運営を統括するプロデューサーみたいに、すごい人数の人たちと関わりながらコンテンツを回しています。
ひと月あたりに公開するコンテンツの数も、20本ほどにのぼります。
これだけたくさんのコンテンツをまとめて運用するのって、どんな状況なんですか?
更新頻度の高いコンテンツは大きく4種類。1. キャンペーンなどのLP、2.新商品の情報、3.店舗情報、4.同社のウエアを着用しているアスリートの活躍などを伝えるニュース情報です。
キャンペーンのようにじっくり作り込んでから公開する場合もあれば、アスリートが大会で優勝した時など速報性が求められる情報もあり、とにかく事故が無いように気をつけつつ、スピード感をもって運用を進められるように心がけています。
スピードと精確性って、相反するところもあると思うのですが、どうやって両立させているんですか?
すべてのブランドを同じプラットフォーム上で統括しているので、たとえば、あるブランドの商品が別のサイトに上がってしまったり、まだ公表するべきではない情報をリリースしてしまったり。そんな事態が起きないような仕組みを目指しています。
まず、運用にあてるプラットフォームとコミュニケーションの連携手段をひとつにまとめました。ブランド担当者との連携はすべてbacklogに集約して効率化+情報の抜け漏れを防ぐようにしています。
たとえば、先ほどお話した更新の頻度が高い4大コンテンツについては、ブランド担当者さんが必要な情報を確実に入力できるようにオーダーシートをフォーマット化し、backlogでオーダーを受け付けるスタイルに統一しています。
誰が参加しても、分かりやすくて間違いが起こらない、オープンなプラットフォームのかたちを探ってきました。
デジタルマーケティングに関わる皆さんのリソースを生み出すためのソリューションとして、このプロジェクトは順調に進んできているのではないかと思います。